- 2008年10月21日 火
- MovableType
もう一度アップグレードした時のことをざっと思い出してみましょう。
- MT4.21のファイルたちをFTPでサーバーにアップ、元のmt-config.cgiもアップ
- 元々使っていたプラグインやスキンのテーマ関係をFTPでサーバーにアップ
- この時、mt.Vicunaをバージョンアップ(ver2.2.0をプラグインに上書き)
- ブログの一つ『迷曲探偵団』にて、mt.Vicunaのver2.2.0を読み込ませるために『ブログのテンプレートを初期化』→『mt.Vicuna 2.2.0』を選択
この時に自分のサイトを見てみると、元のデザインで表示されたため、「何か分からんけど前のモジュール類が引き継がれている!」と思ったのですが、そうではありませんでした。
翌日になって『迷曲探偵団』を見てみると、デザインがオカシイ。
そう、mt.Vicuna 2.2.0のデフォルトのデザインになっているのです。
他のブログサイトはデザインがそのまま引き継がれています。つまり、こちらはmt.Vicuna.2.1.4で自分がカスタマイズしたモジュール類が引き継がれているってことですね。
考えれば、当たり前のことでした。
- MovableTypeをアップグレード=中身(テンプレートやモジュール類)は引き継がれる
- テンプレート(mt.Vicuna)をアップグレード=モジュール類のコードがガラッと変わるので引き継がれない
けれど、せっかくmt.Vicunaをアップグレードしたのだし、サイトには「2.2.0になってミラクルパワーアップ!」なんて書かれているので、やっぱりこちらを導入したいってのが人情です。
モジュールやウィジェット間の見通しが良くなったということなので、ひょっとしたら再構築の処理速度も上がるかも知れません。
で、まずは『迷曲探偵団』のモジュール類を元のカスタマイズに合うように修正していきました。さらには勢いに乗って『家庭内外暴露日記』も。
これは数時間で完了しました。
さあ、再構築だ(こればっかし)。
で、結果として・・・やっぱり遅いッス。『ブログ記事アーカイブ』の再構築の遅さは尋常ではありません。
結論。エントリ数が3000を超えると(もっと正確に言うと3400ちょい)MTを最新版にしても、ステキなテンプレートを使っても再構築には莫大な時間がかかるってことです。
まさしく、骨折り損ですが・・・まあ、最新版を使っているという優越感っちゅーか、気持ちよさがあるのでよしとしておきましょう。
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